こんにちは、
昨日も書きましたが、増築を希望されているお宅の構造計算をしています。
木造建築の構造計算は、平屋建てか2階建てか3階建てか、屋根や建物は
重い建物か軽い建物か、柱の大きさは、大雪の降る地方か、大風が吹く地方か
等により変わっていきます。また、地震により倒壊しない様な検討もします。
昔ではしなかったバランス良く耐力壁が配置されているかどうかも検討
しなければなりません。
何度計算しても少しだけ耐力壁が現在の法律では0.1程不足では無いかと
言う結論になりました。
0.1耐力壁を上げるように既存部分も耐震改修が必要になりそうです。
地震力により倒壊の恐れがないためには、床面積により計算します。
台風などの大風により倒壊しないために見つけ面積と言い1階、2階
それぞれの床、FLから1350mm以上の見つけ面積で検討します。
実際の現場での測定は不可能に近いので、図面、現在はCADで作図して
見つけ面積を計算します。正方形や三角形、台形の面積などを合計して
見つけ面積を出します。
最近のCADは、周りを囲むと面積がでてしまうものも有るようですが
根拠を示さなければなりませんので、先程の面積計算をするのです。
地震力に比べ耐風圧の見つけ面積は形が不揃いなのでやっかいです。
そんなことは言わず、頑張って書類を完成させて行きたいと思います。
本日の開窓の工事は、不特定多数の方が集まる施設の修理、某老人福祉
施設の引き戸補修他になります。
昨日、無謀な飲酒運転での死亡事故がおきてしまいました。
飲んだら運転しない、飲むなら車で行かない、車なら代行車を利用するが
常識だと思っていました。悲惨にも犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。
交差点に入る際に信号だけでなく対向車線、交差車線の確認も怠らずするように
心がけたいと思います。